当時の面影を色濃く残す萩藩御用達・菊屋家の住宅
藩の御用達を勤めた豪商・菊屋家の住宅で、その屋敷は幕府巡見使の宿として度々本陣にあてられました。屋敷は江戸初期の建築、現存する商家としては最古の部類に属し、400年の歴史があります。
藩の御用商人・菊屋家は、大内氏時代には武士であったが、毛利輝元公萩城築城の際には有力町人として萩に入り、町づくりに力を尽くしました。主屋、本蔵、金蔵、米蔵、釜場の5棟が国指定重要文化財に指定され、約2000坪の敷地の約3分の1が現在公開されてます。すばらしい庭や美術品、民具、古書籍など貴重な資料が数多く展示されており、往時の御用商人の暮らしぶりが偲ばれます。
【 国指定重要文化財(主屋、本蔵、金蔵、米蔵、釜場)】
毎年、新緑の美しい時期と紅葉の時期に、普段は非公開の新庭が特別公開されます
春の庭園特別公開
2021年4月10日(土)~
新緑の時期にあわせて、普段は⾮公開の美しい新庭が特別に公開されます︕
この新庭は、江戸期にあった庭に、明治期・昭和期に大規模な作庭を行い現在の庭となったもので、約500坪の面積の枯山水様式の回遊式庭園です。
毎年春期と秋期に公開され、特に秋には⾊鮮やかな庭園散策をお楽しみいただけます。
基本情報
Tel | 0838-22-0005 |
---|---|
住所 | 萩市呉服町1-1 |
営業時間 | 10:00~17:00(入館は~16:45まで) ※変更になる場合がありますのでご確認ください。 |
休日 | 12/31、不定休 |
駐車台数 | 3台 |
Webサイト | https://www.kikuyake.com/ |
料金 | 大人・大学生 620円、中・高生 300円、小学生200円 (団体割引/20名以上)大人・大学生 520円、中・高生 250円、小・中学生 170円 障がい者手帳をお持ちの方と介添者(1名)は団体料金適用 |
アクセス | 萩循環まぁーるバス(西回り)「萩博物館前」バス停より徒歩3分 |