花江茶亭

はなのえちゃてい

13代藩主・毛利敬親が家臣たちと茶事に託して時勢を論じた茶室

指月公園内にある趣のある茶室。
花江茶亭は、安政の初め(1854)ごろ、13代藩主・毛利敬親が三の丸内の橋本川沿いにあった別邸 花江御殿(川手御殿・常盤江御殿)内に造った茶室です。幕末の多事多難のおり、この茶室で敬親は支藩主や家臣たちと茶事に託して時勢を論じ、国事を画策したといわれています。
維新後、譲渡されましたが、明治22年(1889)ごろ品川弥二郎らが主唱してこれを買い取り、指月公園内の現在地に移築しました。

建物は木造入母屋造り茅葺き平屋建てで、桁行6.84m、梁間3.62m、本床と脇床がついた4畳半の茶室と、3畳の水屋からなっています。移築の際、湯殿と便所は取り除かれ、瓦葺きの平屋1棟が控の間として増築されました。
【萩市指定有形文化財】


 

萩開府420年記念 花江茶亭  呈茶席
2024年は、1604年の萩開府から420年を迎えます。
これを記念し、花江茶亭を特別に開庵し、呈茶席を実施いたします。


◆実施日/2024年3月16日(土)~5月6日(日)の開催日
     10:00~16:00
      ※5月6日以降も継続して実施予定です
◆料金 /一服500円
詳しくはこちらをご覧ください

基本情報

電話番号 0838-25-1750(萩市観光協会)
住所 萩市堀内1-1(萩城跡指月公園内)
営業時間 萩城跡指月公園の開園時間【4~10月】8:00~18:30、【11~2月】8:30~16:30、【3月】8:30~18:00
休日 無休(外観のみ見学可能)
駐車台数 指月第一駐車場を利用(無料)/普通車51台、大型車2台
料金 萩城跡指月公園の入園料 大人220円、小・中学生100円 ※旧厚狭毛利家萩屋敷長屋と共通券
アクセス 萩循環まぁーるバス(西回り)「萩城跡・指月公園入口 北門屋敷入口」バス停より徒歩8分

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