旧厚狭毛利家萩屋敷長屋

きゅうあさもうりけはぎやしきながや

萩に現存する武家屋敷のなかで最大の大きさを誇る

毛利家一門のひとつである厚狭毛利家の武家屋敷。
厚狭毛利家は、毛利元就の5男元秋を祖とし、毛利氏の萩移封後、厚狭(現山陽小野田市)に知行地を与えられたことから、このように呼称され、8371石余りを領しました。萩屋敷は約15,500㎡の広大な敷地を誇っていましたが、主屋などは明治維新後に解体され、安政3年(1856)に建てられたこの長屋のみが残っています。
梁間5メートル、桁行51.5メートルの長大な入母屋造り本瓦葺きの建物は、萩に現存する武家屋敷のなかでも最大の規模を誇り、国の重要文化財に指定されています。5つに区画された内部には土間がなく、特に東の座敷は狭いながらも畳廊下を配した格調高い造りであることから、身分の高い者に対して用意された詰所であったと思われます。
【国指定重要文化財】

萩市文化財施設1日券が使えます
(9施設共通・310円)


基本情報

電話番号 0838-25-2304
住所 萩市堀内85-2
営業時間 【4~10月】8:00~18:30、【11~2月】8:30~16:30、【3月】8:30~18:00
休日 無休
駐車台数 指月第一駐車場を利用(無料)/普通車51台、大型車2台
料金 100円(小学生未満は無料)
※萩城跡指月公園との共通券は、大人220円・小中学生100円(障がい者割引/大人・大学生100円、中学生・小学生50円)
アクセス 萩循環まぁーるバス(西回り)「萩城跡・指月公園入口 北門屋敷入口」バス停より徒歩1分

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