萩ガラス

はぎがらす

笠山の石が原料の、モスグリーンの風合いが美しいガラス

モスグリーンの色合いや、萩焼を思わせる貫入など、独特の風合いをもつ萩ガラスは、笠山の石英玄武岩を材料としています。笠山産「玄武岩」萩ガラスの特徴は、淡い緑色と固くて丈夫な硬質ガラス。硬くて傷つきにくく、熱にも強いのが特徴です。笠山のふもとにガラス工房があり、ここで原石から一貫生産しているほか、貴重な作品を見ることのできる展示室や、萩ガラスの体験コーナーもあります。

【歴史】
維新の夢を見つつ、当時の最先端の技術である蒸気機関を使用してガラス産業の振興に勤めたのが、長州藩の科学者・中島治平。攘夷開戦、蛤御門の変、長州征伐と続く激動の世にわずか数年で消え、その後、萩ガラスは長い間忘れられていました。
長い年月を経て、古文書を紐解き、残された治平遺品を手掛かりに打ち捨てられた笠山産の石英玄武岩を最先端の技術と完成で鋳る。その思いの結晶が「萩ガラス」なのです。