【須佐歴史民俗資料館】時刻表の父 手塚猛昌生誕170年記念「大時刻表展」

2023/11/25

 

萩市須佐出身 時刻表の父「手塚猛昌」生誕170年記念事業

大時刻表展

萩市須佐出身で、日本で初めての本格月刊時刻表「汽車汽船旅行案内」を発刊した手塚猛昌の功績を紹介します。
手塚猛昌(萩の人物データベース)

手塚猛昌は、嘉永6年(1853)長州藩(須佐)の貧しい武士の家に生まれました。向学心に富み、慶応義塾に入学し、卒業後は庚寅新誌社を創立。明治27年(1894)恩師 福沢諭吉のすすめにより、日本で初めての本格的な月刊時刻表「汽車汽船旅行案内」を発刊しました。

この時刻表の発行により、交通・運輸のネットワークは格段に拡充し、近代日本発展の一翼を担いました。

大時刻表展 チラシ(PDF)

 

主な展示内容

◆ 手塚猛昌の生涯と活躍
 彼が出版した雑誌や書籍を中心に活躍の舞台を写真とパネルで紹介します。

◆ 「明治・大正・昭和・平成・令和」の時刻表
 明治27年手塚が発行した時刻表から現在に至るまでの「時刻表」の変遷を、約150冊の資料で紹介します。

◆ 特別展示 蒸気車模型「興丸(おきまる)号(萩博物館所蔵)」
 国内で現存が確認される幕末の蒸気車模型4台のうちの1台(レプリカ)を展示します。

◆ その他「鉄道写真展」

 

日時

105日(木)~1210日(日)9:0016:30(入館は16:00まで)

会場

須佐歴史民俗資料館(萩市須佐中津) 
電話 08387-6-3916

料金

大人310円、子ども150円(中学生以下)

 


 

JR須佐駅前には、手塚猛昌顕彰碑が建ち、時刻表の父であり財界人としても大いに活躍した彼の功績を次代に伝えています。