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2023年 周年事業奇兵隊結成160年記念

 

文久3年(1863)奇兵隊結成!
いまから160年前の文久3年(1863)5月、尊皇攘夷*を掲げる長州藩は、下関・関門海峡において通航するアメリカ商船を砲撃しました。さらにフランスの通報艦、オランダ軍艦と外国船を相次いで砲撃し、攘夷を決行しました。

*尊王攘夷(そんのうじょうい)とは…

 幕末にさかんに行われた反幕府運動。天皇を敬い、外国勢力を排除するという考え方

 

その後、下関において外国軍艦の攻撃にそなえて守備を強化するために、藩命を受けて、高杉晋作が「奇兵隊」を結成しました。

奇兵隊は、身分制度にとらわれないという日本でも初めての国民的軍事組織で、武士のみならず農民や町民も入隊することができました。少ない兵力で敵の虚をつき、神出鬼没、敵を悩まし、常に奇道をもって勝ちを制することから「奇兵隊」と呼び、身分を中心に編成された封建的軍隊とは異なり、身分を問わず有志の集まりで、力量中心に編成された新しい軍隊でした。

高杉晋作が初代総督となり、山縣有朋、吉田稔麿、入江九一などが名を連ねました。

 

奇兵隊は、その後の倒幕戦争においても諸隊の中核として明治維新に大きな歴史的役割を果たします。

 

奇兵隊の初代総督   高杉晋作

「動けば雷電の如く、発すれば風雨の如し」と伊藤博文に評された高杉晋作について紹介します。
萩が生んだ幕末の風雲児  高杉晋作


奇兵隊結成160年記念特集展示
「奇兵隊士と明治維新」

高杉晋作の功績の中で特筆される奇兵隊について、明治維新への道筋をつけた歴史を3期にわけて様々な角度から紹介します。
ギャラリートークも開催。
萩博物館ホームページ

  • 期間/2023年4月27日(木)~2024年3月末
    【第1期】4月27日(木)~7月26日(水)
    【第2期】7月27日(木)~11月下旬
    【第3期】11月下旬~2024年3月末
  • 会場/萩博物館 高杉晋作資料室内特設コーナー

奇兵隊結成時に、高杉晋作が着用していた甲冑を展示
この甲冑は、文久3年(18633月、晋作が京都で剃髪し「東行(とうぎょう)」と号した時、萩藩重役の周布政之助から贈られたもので、同年6月に奇兵隊を結成した際に、馬関(下関)の陣中で実際に着用していたことが分かっています。
晋作が実際に使用したことが分かっている甲冑は2つしか現存しておらず、その一つとして貴重なものです。

 

奇兵隊パレード

11月12日(日)に開催される「萩時代まつり」の時代パレードにて、奇兵隊が練り歩きます。
奇兵隊に扮してパレードを歩いていただける方を募集しています!(10月20日〆切)
2023年萩時代まつり  奇兵隊隊士・萩藩歴代藩主の募集について



高杉晋作 奇兵隊結成160年 
ゆかりの地をめぐる特別ガイドコース

萩市観光協会専属のスタッフが、『高杉晋作 奇兵隊結成160年』特別コースをご案内します。
ガイドについてはこちらをご覧ください

コース【A】(所要時間105分)
(萩城城下町編)
円政寺 ~ 高杉晋作誕生地 ~ 高杉晋作立志像
※円政寺を拝観、高杉晋作誕生地に入館します(別途拝観料、入館料が必要です)

コース【B】(所要時間90分)
(旧松本村編、その他)
松下村塾 ~ 松陰神社 ~ 松門神社 ~ 高杉晋作墓所 ~ 高杉晋作草庵の処 ~ 旧萩藩校明倫館 ~ 有備館
~ 水練池 ~ 野山獄 ~ 萩博物館 高杉晋作資料室
※萩博物館に入館します(別途入館料が必要です)