
花燃ゆの主人公・文(ふみ)は、吉田松陰の妹として萩に生まれ、幕末から明治にかけて激動の時代を生き抜きました。文と松陰の誕生地や旧宅、夫となる久坂玄瑞、楫取素彦の旧宅跡など、萩にはゆかりの地が点在しています。
- 下記コース内の時間表示は移動にかかる時間のみを表記しています。施設の観覧時間、ガイドによる案内の時間は含まれておりません。
①松陰神社、松下村塾、吉田松陰幽囚ノ旧宅(杉家旧宅)

松陰神社境内には、幕末の志士を数多く輩出した松下村塾や、文をはじめ杉家の家族が暮らした吉田松陰幽囚ノ旧宅(杉家旧宅)などがあります。
徒歩4分 or 車で1分
②伊藤博文旧宅、伊藤博文別邸

東京から一部を移築した別邸
松下村塾の門下生で初代内閣総理大臣をつとめた伊藤博文の旧宅・別邸。旧宅は、木造茅葺き平屋建てで、隣接する別邸は、東京に建てた広大な別邸の一部を移築したものです。
徒歩6分 or 車2分
③玉木文之進旧宅

松陰の叔父・玉木文之進の旧宅
松陰の叔父であり、松下村塾の創始者である玉木文之進の旧宅。この地がまさに「松下村塾発祥之地」であり、のちに久保五郎左衛門・吉田松陰へと受け継がれます。
徒歩4分 or 車で2分
④吉田松陰誕生地、吉田松陰の墓および墓所

市街地を一望できる高台にある
誕生地は萩城下を一望できる「団子岩」と呼ばれる高台で、松陰、文はこの地で生まれました。そばには松陰と金子重輔の像が立っています。隣接して吉田松陰の墓所があり、松陰ゆかりの方々のお墓もあります。
徒歩12分 or 車で4分
⑤楫取素彦旧宅地

吉田松陰の盟友であり、のちに文の夫となる楫取素彦(小田村伊之助)の旧宅跡。松陰の後継者として松下村塾でも指導にあたり、初代群馬県令をつとめました。
萩循環まぁーるバス東回り
「中の倉」バス停より20分
or 車で12分
⑥旧萩藩校明倫館

松陰は叔父から藩の兵学師範を受け継ぎ、明倫館で兵学の講義を行いました。敷地内には、坂本龍馬が試合をしたと伝えられる有備館や日本最古のプールといわれる水練池などの史跡があります。
⑦まで徒歩10分 or ⑪まで車で8分
⑦円政寺

高杉晋作や伊藤博文が幼少の頃に勉学に励んだことでも知られているお寺。境内には十二支の彫刻が施された珍しい形式の金毘羅社があり、神仏混淆(こんこう)の形態が見られます。
徒歩1分
⑧木戸孝允旧宅

西郷隆盛、大久保利通と並び「維新の三傑」と詠われた木戸孝允(桂小五郎)の誕生地。当時の藩医の生活様式を見ることができます。
徒歩5分
⑨高杉晋作誕生地、高杉晋作立志像

幕末の風雲児・高杉晋作の誕生地。敷地内には、晋作ゆかりの品や東行と号した句碑・産湯の井戸などがあります。誕生地付近にある晋作広場には晋作立志像が建っています。
徒歩5分
⑩萩博物館

萩の歴史・文化発信拠点として、吉田松陰、高杉晋作をはじめ幕末維新関連の実物資料などを展示しています。館内には、萩の素材を使った料理が食べられるレストランやお土産ショップもあります。
⑪まで徒歩15分 or
⑥まで徒歩15分
⑪久坂玄瑞誕生地

松陰門下の双璧として活躍した久坂玄瑞の旧宅跡。松陰の妹・文と結婚しましたが、禁門の変で敗れ25歳で自刃。現在は石碑が建てられています。